eBook, 107 orrialde
Japanese, 日本語 hizkuntza
2019ko eka. 10a(e)an argitaratua
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Japanese, 日本語 hizkuntza
2019ko eka. 10a(e)an argitaratua
「ぼくにはなにもない。
家族も、恋人も、生きがいも、やる気も、健康も、生きる意味さえも・・・」
中年男性の〈ぼく〉が問いかける、「幸せの在り処」の物語。
人生の節目、折り返し地点、中年期を迎えてふりかえってみると、「なにもない自分」に気づきます。
奮起して「望ましい自分」になることができる人は、まだ幸せと言えるかもしれません。
しかし、歳を重ね行くことで、気力や意欲、その他世の中が評価するものさえ失って、
途方に暮れることもあります。
歳を取り、多くの力を失い、なお「なにもない自分」には、もうなんの幸せも見つけることはできないのか・・・。
心の奥深くに湧くつぶやきのような小さな物語を通して、たとえなにも持っていなくても、
見つけることができる〈幸せ〉について描いています。
「なにもない」ことによって、かえって見つけることができるものがあることを描く、
まったく新しい〈大人のための絵本〉です。